はじめにこんにちは!サステナ編集部です!今日もおなじみ野球ネタ、やっていきますよぉーーーー!!ということで!日本プロ野球で唯一DH制が無かったセ・リーグが、理事会で2027年導入を正式決定しました!https://npb.jp/news/detail/20250804_06.html背景にはメジャーが2022年に全リーグでDH制に統一した流れや「パとの差を埋めたい」というファンの声があります。※筆者は、元阪神のムーア選手や、元ジャイアンツの桑田選手など、ピッチャーなのにめっちゃ打つ!みたいな楽しみ方や、投手打順での代打起用や敬遠などの駆け引きを楽しんでいた部分もあったため少し寂しさはありますがそれはそれで革命起きましたね!ただし「試合がさらに長くなるのでは」という懸念も根強く、スピードアップと環境負荷の両立が議論の的です。DH制の導入上記はサステナ編集部の調査結果ですが、DHは投手の打席を専門打者に置き換える制度で、パ・リーグでは1975年から採用されています。2024年シーズンの平均試合時間はセ3:08、パ3:07とパの方が短く、指名打者を置くと代打や投手交代が減るため「むしろテンポ改善につながる」とする声や、NPBが2008年に掲げた「Speed Up 11ヵ条」で試合時間短縮を進めてきた経緯もあります。一方で「打者が1人増えれば投球数と得点が増え、盛り上がるが長くなる」との分析もあり、導入後の実測が注目されます。脱炭素への影響ナイトゲーム1日で東京ドームは約5〜6万kWhを消費すると報じられています。球場照明をLED化したバンテリンドーム ナゴヤでは旧設備比で電力を5割以上削減できた事例があり、同規模のドームなら年間で数百万kWhの省エネが見込めます。照明の段階的減灯だけでも1時間当たり120kWh節約できる試算があり、試合時間が1分短縮されればシーズン143試合で2.8時間分=数万kWhの削減につながります。NPBの「試合時間マイナス6%」キャンペーンはCO₂削減効果を可視化し、ファンにも行動を促してきました。政府のGX基本方針では大胆な先行投資支援やカーボンプライシングが示されており、球団が再エネ導入や省エネ改修を進める追い風となります。まとめDH導入は戦術面だけでなく、試合時間とエネルギー消費最適化という環境課題にも直結します。平均1分差でもLED化や再エネ調達と組み合わせれば、年間で大きなCO₂削減ポテンシャルが生まれるでしょう。ファンはテンポの良い迫力ある攻防を楽しみつつ、グラウンドが地球にも優しくなる新時代を見守ることになりそうです!