こんにちは!サステナ編集部です!大手企業の環境スコアから学ぼうシリーズです!今回は、TOPIX Core30で大手製薬企業アステラス製薬のGX(グリーントランスフォーメーション)から学んでいこうと思います!環境情報サイト GX RESEARCH本シリーズは、日本GXグループ株式会社が運営するGX RESEARCH(GXリサーチ)より、情報を確認していきます。https://gx-research.com/GXリサーチでは、企業が開示しているCDPなどの公開情報を収集し、独自のアルゴリズムで環境スコアを算出し、業界毎、会社規模毎の分布などを公開しております。国内外の環境イニシアチブへの参画状況やScope1,2,3の排出量変遷についても確認することができる便利なサイトです。環境スコアの算出アルゴリズムはこちら:https://gx-research.com/caluculation-scoresアステラス製薬の環境スコアについてアステラス製薬の環境スコアは235点となっており、全会社の中では最上位クラスのスコアとなっており、業界内のポジションとしても最上位クラスとなっております。具体的な数値としては、サステナビリティ委員会:設置済CDP 気候変動:AランクCDP 水セキュリティ:BランクCDP フォレスト(木材):FランクCDP フォレスト(パーム油):FランクCDP フォレスト(大豆):FランクCDP フォレスト(畜牛):Fランク国際イニシアティブ UNGC:参画アステラス製薬は、気候変動以外のCDPも開示しており、Scope1-3の開示も行われているため、高いスコアを収めました。また、統合報告書を確認すると、TCFDに基づいた各種開示や、2030年、その先の将来に向けたサステナブル戦略が定められていることがわかります。マテリアリティについては、「最先端の「価値」駆動型ライフサイエンス・イノベーターへの変革」「社会の期待に応える強靭で持続可能な事業活動の強化」という2軸で具体的なアクションが定められていました。おわりに今回はアステラス製薬のGXについてデータをもとにご紹介していきました。製薬業界でも先進的に取り組まれている本企業のGX事例を参考に、多くの企業がよりカーボンニュートラルに前進することを期待したいですね。参考サイトGXリサーチ:https://gx-research.comアステラス製薬 統合報告書:https://www.astellas.com/en/system/files/754dd7b649/astellasar2024jall241015.pdf